素晴らしき哉人生❣

人は考え方や心の持ち方で、現実世界を選んでいます。貴方次第~

一艘の船に船頭 二人 (その1)

一艘の船に船頭 二人 (その1)


わたくしは、事、心や精神、哲学 などについては
決めつけ的に考えることは出来るだけ避けたい気持ち
でいます。なんとなれば、この分野は人の物質科学
のみの思考で整理がつくような単純なものではない
複雑性や多様性を示すからです。
ですから「…である」「…であります」調の表現は
避けたいのですが文章の作成上、やむをえず使って
いる事をご容赦ください。
(ヒマ老人のたわごと程度で軽く読み流して頂ければ
幸いです。〉

前口上はこれ位にして、本題に入りましょう?

「一艘の船に船頭二人」つまり、一人の人間に行動を
指示(促進)している元が二つあるということです。
ジギルとハイドであるまいし二重人格のようで余り
良い感じがしませんが、すべての人が例外なく…
船頭二人を抱えているのです?


では、この二人それぞれの特徴と作用について述べ
たいと思います。


仮に、船頭Aと船頭Bと名付けます。

船頭Aさんの行動の元は頭脳です。
常に 現実状況を見てどう反応するか、現実状況を
更に良い状態にするにはどうすれば良いかを考え
行動を取っています。
気候、波や流れ、岩礁などがどの様な状態かを
五感覚や機器を通して知覚し反応行動し、安全
に操舵する現実的で科学的な考えの持ち主です。


船頭Bさんは直観や本能、潜在意識などによって
表面に出ない働きをしています。
舞台裏の黒子役みたいなものです。その働きは 、
普段は殊更意識されない地味な働きをしている
存在です…


しかし、船頭Bさんが居なければ船はたちまち航行不能
に陥ってしまう程、重要不可欠な存在です。

例えて云えば、私達は健康をして維持する為に、
食べ物に気を使い、適度に運動し、事故防止に努め
ます。
しかし、それとは別に、見えない身体の内部
では、血液や内臓など自律的な部分が驚異的な精密さ
で働き,また,気が付かない内に危険防止の反射行動を
生んでいます。


これら陰の働きが無かったら,健康どころか,たちま
ち命が失われてしまいます。


簡単に 言えば・・・船頭Aさんは五感覚や頭脳で
意識した領域を受け持ち、
船頭Bさんは頭脳で意識されていない領域を受け
持っているのです。


この二人が協調し合って、初めて快適な船旅が出来る
のです。


以上, 船頭さんを例にとって、単純で常識的な話を
しましたが、この陰の働きが私たちの日常生活や
人生で作用している話になりますと、トラウマ、
潜在意識、集合意識、宇宙意識、観測や決めつけに
よる現象発現への影響・・・などが複雑に関連して
きます。


このような陰の部分が私たちの生活にどの様な経路
で作用したり介入しているか ? は未だに五里霧
中状態で、この分野の研究者にとって魅力的な課題
となってます。



このブログを読んで頂いた皆様のです
「健康で長生き」をお祈り申し上げます。

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