素晴らしき哉人生❣

人は考え方や心の持ち方で、現実世界を選んでいます。貴方次第~

帰巣本能に学ぶ

帰巣本能に学ぶ


どのような場所にいても正確に位置標示するナビゲーションシステム、


茫漠とした宇宙に漂う小天体に衛星を到達させる…このような電波や


電子の技術は、骨とう品程度の頭脳しか持たない私にとっては神業


としか思えません。


このような科学の精度やスケールとは比較のしようもないレベルで


すが、一部の動物や昆虫が示す帰巣本能は、遠隔地にある目標に


向かって行動する…これも神業に感じられます。


猫や犬が何百キロも離れた飼い主の元に戻った話、渡り鳥や


ツバメが毎年同じ場所に戻る、サケ、うなぎが生まれた河川


に戻る。 見透しの効かない離れた場所にいても巣に戻るハチ


やアリ。いずれも広い大陸や海洋や地域の中の一点という尺度


からみると、河川や巣は100メートル先の針の穴程に小さな


目標点です。 


その目標に向かう仕組みについては、磁気説、太陽位置説、嗅覚


など化学物質説などありますが、一刻一刻変わる天体や自己の


位置からすると方位説にはムリがあり、温度や風向に左右される


化学物質説でも完全な説明が出来ず確実なことは解っていません。



今後、解明が進むかもしれませんが…少なくとも現段階では、



第六感とか本能という科学上では認められていない要素が



はたらき衝動的な行動を促しているという説明しか出来ません。



このブログの関心は、その物理的な仕組みについてではありません。





無意識のうちに生活や人生のパターンを左右し導いているものや、


心の状態が呼び寄せ現象、不思議で運命的なチャンスや人との


出会いに影響を与えている現象などは、理論的な因果関係は不明で、


頭脳によってコントロールできる現象でもありませんが、


極く日常的に起こっています。



帰巣本能も、衝動を促している未解明のものが何であれ現象は
存在しているのです。



これらの現象をもたらしている未解明の存在や作用については、


如何に影響力や現象が如実であっても,


科学的な立場では、、単なる偶然、或いは本能として取り扱は


ざるを得ないようです。ひどい場合は、見て見ぬふりしたり、現象


そのものを否定する…ことになりかねます…




このように科学や全般に通用する方程式や定義が使えない現段階


では、その現象や因果関係は個人個人が独自に体験したり感覚的に


感じ取っているレベルの事象です。




この種の現象は意識的に制御しようとすると、とたんに作用が消失


してしまう繊細で微妙なものです。



これを、たとえ話で説明しますと…もし百足(ムカデ)に思考力が


あって、無数にある各足の動きを思考によって制御しようとしたら、


自然や本能の衝動による動きは失われて、たちまち混乱に陥り餌や


安全な場所に移動する事が出来なくなってしまうでしょう!



このような場合、自然な動き(衝動)に任せるのが一番という事


になりますね!





人間の場合、物事を深く考えて意志行動(制御」)する事は


必要なことでありますが、


場合によっては、もう一つの機能(本能や自然発生的な衝動、


自然治癒など)がより適確で効果的なはたらきをします。




本能や自然発生的な衝動は、頭脳での『はからい』という制約


がない無我無心の状態で初めて活動します。



これは科学的に考える心の状態とは、まったく逆の心の状態
ですが、両者をバランス良く日常生活に取り入れることが出来
れば理想的…と思われます。 



帰巣本能が自然発生的な衝動として行動を取らせて


無我無心でありながら適確に誘導している状態から学


ぶものが あるのでないか?・・・という話でした!



    このブログを読んで頂いた皆様の
        「健康DE長生き」をお祈りいたします
                  2018/11/16

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