渡る世間は謎ばかり

渡る世間は鬼ばかり

私は８０歳にもなって、幼児のように、日常生活で出合う
極くあたり前なことを不思議に思ってしまう。もしかした
ら退化現象（幼児化）のはじまりかも・・・

謎に思うことは無数にありますが、例をあげますと、
谷川で光っているホタルの集団が完全に全部同じ瞬間に
点滅している。これって不思議でないでしょうか？

完全な同時点滅やバラつきの無さをみると、ホタルが
お互いに情報交換し合って光っているとは考えられない。
集団の各個体の動きを支配している 未知の作用の存在を
想像してしまいます。

それから謎が謎を呼び、共時現象（無関係な場所で同類
の事が起こる現象）や群衆心理、集団意識、人と人の不思議
な出会いなど、単なる確率や情報伝達を超えた現象を支配
している未知の媒体（例えばテレパシーや波動？）があるの
ではないか？　…なんて、小さな謎がまた新たな謎を呼んで
いく有様です。

少し注意してみると、自然界も人間自体もは謎だらけで 、
科学は微細にそのひとつひとつを解明していきますが、
決して全体的に謎が減っているわけでなく、逆に謎が増え
続けているのも、おかしな実態です。

これだけ医学や医療技術が驚くほど日々進化続けている
のに、それとはうらはらに病人の数が増え続けている現象

科学は豊かさを追求し素晴らしい成果を上げている…
にもかかわらず人の心はますます豊かな気持ちを失い貧し
くなっている現象

宇宙の仕組みを解明すればする程、宇宙の謎が増えて
くるなどなど・・・

これではまるで、科学と現象との永遠に続く
「イタチごっこ」ですね?

渡る世間は謎だらけ！…　 だから生きがいや活気が
出るのでないでしょうか？

子供のこころは好奇心で一杯、元気も一杯…
謎に対する好奇心を失った大人ほど老化が進みますので
要注意です?

私の場合、もし、この世が謎が無く　決まり切った
世界で、決まり切ったことしか起らない世の中としたら、
退屈して早々にこの世におさらばしたいところです！

尽きることのない謎、尽きることのない探求心、
尽きることのない意外な状況展開があればこそ、
一日でも長生きしたい気持ちになります。

このブログを読んで頂いた皆様の
「長生きDE健康」をお祈り致します