素晴らしき哉人生❣

人は考え方や心の持ち方で、現実世界を選んでいます。貴方次第~

氾濫する情報にお手上げ

氾濫する情報にお手上げ?



インターネットが普及している現代では、一方的に与えられた情報や自己がかろうじて知り得た狭い領域内の情報が現実世界のすべてだと思い込んでいた時代は過去のものとなりました。
また、今までは、無名の個人の素晴らしい思想や技術、アイデアが大衆に披露活用される機会はほとんどありませんでしたが、今では,いとも簡単に、自分の持論を気軽に公開し、大衆の評価を受けることの出来る時代となりました。



言論統制や秘密主義や暗示洗脳など好ましくない手段は、従来のようには通用しににくなってきている良い兆候もネットの功績ですね。



ほとんどの論(意見や主張)には、必ずと言っていいほど反論があります。ネットの良いところは、論も反論も、どちらも捨てがたい貴重な資料や情報となります。
(反論も反面教師や修正資料として重要なものです)



古い時代に育った私にとっては夢のような時代と思えます。



・・・とは言っても、私のような未熟者にとっては,余りにも多様な情報の氾濫 に目(頭)を白黒させられます。



この混乱状態の解消のために、私なりの方法を考えました
それは・・・



総ての主義主張。正誤判断,善悪の評価 等々について云々する前に、



『どの枠に於いて・・・』 という前提条件があることを認識することでした。



例えば、天動説は人の感覚の枠内では正しく、天体を基準とした観測枠では地動説が正しくなります。太陽は固定位置にあるか?は太陽系の枠内では正しく、銀河系の枠では間違いという事になります。
このように大規模な事柄に限らず、極く身近な日常生活においても、この枠や観測基準(立場)をどこに置くかによって、正誤が変わってしまうのです。



{[物質現象だけの枠と精神世界を含めた枠} {個人的な利益の枠と集団を基準とした利益の枠} {感情感性の枠と純理論の枠} {物理科学の枠と超科学(ポスト科学)の枠 } {対炎症のみの医療枠と対全身的な健康重点の医療枠}・・・
などなど様々な枠(立場)によって発言や主張が変わってきます。



現時点での, 自分の考えや主張が、どのような枠を基準にしているか認識している事が必要です。





『群盲象をなでる』という諺(ことわざ)がありますね、二人の盲人がはじめて象に出合いました。余りにも大きいのでそれぞれ踏み台を持ってきて、一人は象の鼻にさわりました。もう一人は象の尻尾にさわりました。



家に戻った二人は、象について話しました。一人は「象とは長くて太いホースみたいなものだなあ~」もう一人は「君なに言っているんだ!象とは細くてムチみたいなものだよ、現に僕はさわって確認したんだから!」



最後には、お互いに「君、頭がおかしいんでない?」とのしり合いの大喧嘩になつてしまいました! 二人共、自分が固定した踏み台という【枠や立場】に立っての観察にすぎないというのは認識がないのです。



この笑話を幼稚だとばかり言ってはおれません!私を含めて多くの人が日常的に同様な事をやっているのですから⁇・・・



どの枠が正しいかどうかの問題でなく、すべての考えや発言には【枠が付きもの】と云う認識です。。。



むしろ問題は…枠内にこもり過ぎて過ぎ局部だけを見て全体を見る目が失われてしまったり、逆に全体だけを見て局部(細部)の観察や対策をおろそかにしてしまうなど,枠内だけの情報の取得に偏りがちな事です。



他の枠の存在を認識することなく、やみくもに他者を排斥したり 、唯我独尊的に振舞う事により、人間関係 、集団間、国家間、民族間など至る場面で,意見の衝突や混乱や争いが起こっていますので・・・ご用心!



世間にはさまざまな【枠】がありますが、それらを容認するのでなく、枠が存在していて、考えや発言,主張が変わってくると云う認識が必要と思われます。




      このブログを読んで下さった皆様の
         『健康で長生き』をお祈り申し上げます

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